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【OICCC】OIC Cleantech Challengeインキュベーションプログラム 10/19 第3回定例ミーティングイベントレポート

2024年10月19日、大熊インキュベーションセンター主催の「Cleantech Challenge 2024」第3回定例ミーティングが開催されました。今回のミーティングには、起業に挑戦する学部生、大学院生、個人事業主の方々、計3名が参加しました。

 

開催概要

イベントタイトル:OICCC 2024 第3回ミーティング

日付: 2024年10月19日土曜日

時間: 10:00 〜 12:30

開催場所: Zoom / Oviceによるオンライン開催

 

イベントの流れ

10:00-10:10 挨拶/発表説明

10:10-10:30 oViceにて参加者交流会

10:30-10:50 ビジネスアイディア発表

11:50-11:20 先輩起業家株式会社 Kukulcan ホンリナさんによる発表

11:20-11:50 株式会社Picto Care先輩起業家田中亜利砂さんによる発表

11:50-12:00 宿題設定、クロージング

 

今回の定例ミーティングは、ミーティングは、oViceを活用したオンライン交流会から始まりました。参加者同士がこの二週間の近況を報告し合い、起業への進捗や直面している課題について共有することで、互いに刺激を受けました。

続いて、各参加者が前回のワークショップで学んだ「エフェクチュエーション」をもとに、自身のビジネスアイディアをブラッシュアップしたプレゼンテーションを行いました。各々のアイディアは実現性の高さや革新性を評価され、今後の事業化に向けてさらなる改善が求められる点も浮き彫りになりました。

次に、昨年度のOICCCプログラム修了者であるホンリナさん(株式会社Kukulcan)と田中亜利砂さん(株式会社Picto Care)による事業紹介が行われました。

株式会社Kukulcan: ホンリナさんのKukulcanは、AIの言語モデル技術を活用して、農作物の収穫予測を行うことで、農業現場におけるロスを削減するソリューションを提供しています。株式会社TAKAMIYAの羽生農園との提携なども始まり、これからも「農業廃棄ゼロ」の創出に努め、フードロスの削減に直接貢献することを目指しているそうです。(プレスリリース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000141414.html

株式会社Picto Care: 田中亜利砂さんが開発した「Pict-BI」は、ピクトグラムを活用してADL評価(移動、階段昇降、入浴、トイレの使用、食事、着衣、排泄などの基本的な日常生活活動度評価)を簡単に行えるアプリです。このアプリは、介護や医療現場で利用され、患者の移動や食事などの基本的な生活動作を手軽に評価できるため、実務者の負担軽減への貢献を目指しています。

最後に、次回までに取り組むべき宿題が設定され、クロージングが行われました。参加者は、今回得たフィードバックをもとに、さらにビジネスアイディアを磨き、次回の発表に向けた準備を進めていくことが求められます。

このように、OIC Cleantech Challengeのミーティングは、参加者にとって去年OICCC参加された先輩方の話を聞くことができ、互いに学び合う貴重な機会となりました。

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