【OICCC】5/31社会実装アイディアソン 開催レポート

開催概要
2025年5月31日、「2025社会実装アイディアソン」がオンラインにて開催されました。本イベントは、研究成果の社会実装を目指す若手研究者・学生・企業関係者を対象に、研究を起点とした「起業」というキャリアの可能性について理解を深めることを目的として実施されました。
本イベントは福島県のインキュベーション施設によるインキュベーションプログラム(OICCC)の一環として行われました。参加者はMetaLifeに設置したOICのバーチャル会議室において、それぞれの専門性を活用した社会実装案に関して議論しました。
当日のプログラム
10:00〜10:30(Zoomパート)
趣旨説明・OIC紹介
参加者自己紹介
MetaLife紹介・移動
10:30〜12:10(MetaLifeパート)
チーム内自己紹介・交流
ワーク①:技術・関心・課題の書き出しと共通点探し
ワーク②:アイディアの結合・議論
ワーク③:起業アイディアの具体化・発表
12:10〜12:30(まとめ)
総評・全体締め
チームごとの反省会・交流
参加者情報
- 総参加者数:10名
- 内訳:
- 博士課程:5名
- 研究員:2名
- 大学助教:1名
- 修士課程:1名
- 社会人:1名
各チームのアイディア
- チームA
切断患者さんの精神苦痛の緩和 - チームB
VRを用いた運動への嫌悪感の削減・健康の推進 - チームC
エンドユーザーイノベーション、地域ニーズの可視化
今後に向けて
本年度で4年目となるOICCCのアイディアソンですが、今回は特に博士課程の参加者が半数を占め、専門性の高い議論や視点が多く交わされたのが印象的でした。 それぞれの専門領域の深い知見を活かしつつ、異分野間でのコラボレーションが自然と生まれており、研究の社会実装に向けた新たな可能性を強く感じる回となりました。
OICCCでは今後も、起業や社会実装に挑戦する若手研究者の皆さんを応援してまいります。