入居企業インタビュー#48 株式会社コムテック地域工学研究所 さん
これまで東京大学の事業の事務局としてOICに出入りしていた秋月俊五さんと脇門裕子さんは、2025(令和7)年度から「株式会社コムテック地域工学研究所」として入居しています。そんな2人にこれまでのこと、これからのことをお伺いしました。
Q1. 主な事業内容を教えてください
コムテック地域工学研究所は、創立40周年を迎えるまちづくりのコンサルタント会社です。「交通」や「観光交流」等を中心に、地域の活性化につながるプロジェクトを各地で手がけてきました。
2016年からは福島県浜通り地域において、『福島イノベーション・コースト構想推進企業協議会』の事務局として活動を開始し、2019年からは、東京大学が大熊町から受託した「知の集結に資する学びの場の形成事業」においても、事務局的な立場で、そのうちモビリティプロジェクトでは担当リーダーとして活動を支えてきました。
今年度からは、「知の集結事業」の終了に伴い、コムテック地域工学研究所としてOICに入居しています。これまでのつながりを大切にしながら、大熊町や周辺自治体との関係をさらに深めて町民の思いに沿った理想的なまちの創造に尽くしていきたいと考えています。
Q2. OICの活用方法は?
OICは私たちにとってとても大事な「活動拠点」として使わせてもらっています。インターネット環境がとても良いので、本当に助かっています。それから、OICにはいつも若いスタッフの方がたくさんいらっしゃるじゃないですか。スタッフさんたちとも仲良くさせてもらってるので、交流スペースでコミュニケーションをとることも楽しみにしています。
ただ、どうしても普段は東京にいることが多く、ランチミーティングやイベントへの参加については、東京からの出張とタイミングが合わなくて、実はほとんど経験がないんです。
いつか参加したいなと思っております。
Q3. 今後チャレンジしたいことは?
私たちコムテックとしては、いくつか考えていることがあります。
まず今年度からコムテック地域工学研究所としてOICに直接入居できたことは大きな出来事でした。これまでは東京大学の事業の一環として入居していましたが、事業終了を機に、引き続き大熊町や周辺の浜通り地域の自治体にもコミットしていきたいという強い思いがあって、活動を継続しています。
具体的なプロジェクトは今はない状況ですが、これからはOICの皆さんや町の方たちともっとお話をして、次のステップに進んでいきたいと考えています。
これまでモビリティワーキングで深く関わってきましたが、今後は私たちの得意分野である観光や地域デザインといった面でも、大熊町の方々と一緒に取り組む機会に参加できたらと考えています。
個人的なチャレンジとしては、大熊町に新しくスポーツセンターができたら、テニスをやりたいですね!
大熊町で誰か相手をしてくれる人がいたら嬉しいです。
Q4. おすすめしたいコンテンツはありますか?
秋月さん:「物作り」はお勧めしたいですね。料理でも、クラフト木でも、絵でも、何でもいいですが、何かクリエイティブなものを生活の中に持つことはとても大事なことで、自分のアイディアと技を高めて思いどおりの暮らしを創りだす達成感と充実感は最高です。最近はまっているのはパンづくりで、思い通りにならなくて奥が深いぶんだけ面白いです。
脇門さん:「街歩き」ですね!自分の足で、あるいはスローモビリティで歩くと楽しいですよ。そうすると、普段だったら車で通り過ぎてしまうような、例えば「こんなところにこんな草花が生えているんだ」とか、「こんな綺麗な景色があるんだ」とか、見過ごしてしまうものの中に実は地域の価値や魅力があるんじゃないかって。人の生活も見えてきて、より地域が面白く感じられるはずです。これは田舎でも都会でも、海外でも、どこに行っても、初めて行く地域では、自分はそうしています。
Q5. あなたにとっての福島、大熊町
福島・大熊町は、単なる活動拠点に留まらず、町の復興と未来を共に創造していくための重要なパートナーシップの場であり、パイオニア精神に溢れる挑戦の地として捉えています。
大熊町が今後、他の地域がやっていないようなことにどんどんチャレンジしていける町になってほしいという願いと共に、新しい産業や施設ができた時にそれが住民の生活にどのように活かされてより豊かな暮らしに影響を与えるのかを「ずっと見続けていきたい」ですね。
これまでの関係者、そして新しく関わり始めた人々が、どんな「新しい世界」を大熊町で作っていくのかに強い関心を持っています。
Q6. 大熊町の方々に伝えたいこと
これまで東京から一時的に訪れるだけでは限界を感じてきました。今後は、地域の皆様のように町に根差して活動されている方々と、もっと深くコミュニケーションを取り、じっくりと一緒になって何かを進めていきたいと考えています。関係するみんなで「こんなんだったらいいよね」というコンセンサスを創り上げて具体的なプロジェクトを進めていきたいですね。
そのためにも、たくさん皆さんと話をしたいです!!そして、一緒にお酒を飲み交わしながら、自然な交流がしたいな〜と思っています!(笑)
私たちを見かけたらお気軽に声をかけてくださいね!

◆編集担当より
いかがでしたでしょうか。大熊町と関わりたいと思っているお2人の熱が伝わってくる取材でした。
ビジネスでの関わりはもちろんのこと、気軽に食事やスポーツを一緒に楽しみたいですね!